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~豊かに生きる心の柱を育む5日間~ 人生の羅針盤キャンプ

このキャンプは、次々と訪れる課題に対し柔軟にしなやかに対応できる「心の力(レジリエンス)」を体験する、面白くてチャレンジングな5日間。
「将来、どんな困難に直面しても、自分らしく立ち向かえる子になってほしい」
現代の予測不能な時代を生きる子どもたちにいまお届けしたいプログラムができました。

自然の中で、安心して挑戦できるステップ(内容紹介)

1日目心の安全基地づくり
まずはチームビルディングを通じて、お互いを理解し、安心できる仲間との信頼関係を築きます。
同時に、自然の中で安全に活動するための基礎的なアウトドアスキルも楽しく学びます。
2日目〜4日目自分で考え、仲間と乗り越える実践
山行計画を班でイチから立案して実行していく経験を通して、自分で危険を見抜き問題に対応する力の基礎を学びます。
実践の山行では、想定外の状況への適応力も試されることでしょう。
仲間と深く協力し、身体的・精神的な挑戦を乗り越えることで、「自分にもできた!」という自己効力感と深い達成感の獲得を促します。3-4日目は泊りがけで行う登山も予定しています。

最終日成長を「宝物」に変える“ふりかえり”
活動の成功も失敗もふりかえります。成功体験から自信を、失敗から学びを言語化する力(内省力)を深めます。
仲間への感謝の気持ちと共に、未来への前向きな展望を描いてキャンプを終える予定です。
この4泊5日を経験しただけで「心の力」が獲得できるわけではありません。
しかし冬の厳しい自然の中に身をおき、仲間とともに課題にチャレンジする体験はかけがえのない時間となり、将来のあらゆる困難に立ち向かう心の栄養となるのではと考えています。
さぁ、人生を豊かに生きる選択ができる「羅針盤」を手に入れる一歩を、私たちと一緒に踏み出してみませんか。

この事業は、令和7年度文部科学省委託事業「体験活動等を通じた青少年自立支援プロジェクト」として実施されます。

教育目的を明確化し、意図的・計画的な長期(4泊5日以上)自然体験活動プログラムを構築し、当該プログラムの全国展開を図ることが目的とされています。今回ひの自然学校が提案したプログラムが採択されて、全国に今後広めていくための構築事業となりました! よってみなさんと一緒に行う4泊5日の活動がモデルとなり、今後全国へ展開されていきます! 見本となって活動してくれる子どもたち大募集です~

人生の羅針盤キャンプではキャンプの効果検証のために研究調査が入ります。

  • 参加者のみなさんに活動の前後や活動中のアンケートの回答、活動終了後にインタビュー調査にご協力いただきます。
  • 本プログラムの全国展開に向けたマニュアル作成や普及活動のために活動の様子の写真や動画が活用され、全国に広く頒布される予定です。
    また活動中は視察や取材などが入る予定もあります。
  • 上記を活動に参加する本人、保護者の方が同意できる方のみの参加をお願いいたします。

募集要項

日程 2025年12月27日(土)~31日(水)
対象 小学校5年生~高校生
定員 20名
交通 公共交通機関(電車・バス)
集合/解散 集合:豊田駅北口8:30/解散:豊田駅北口15:30
参加費 小学生:25,580円/中高生:27,580円
参加条件 ・アンケート、インタビュー調査に協力ができる
・活動中に撮影された動画や写真について公開されることに同意ができる
・必要な装備一式をそろえることができる
申込方法 こちらのURLよりお申込みください。
申込フォームへ

プログラム

このコースには1泊2日のテント泊山行(高尾山系を縦走します!)が含まれます。

活動予定(宿泊紹介)

1日目
チームビルディング/アウトドアスキル(テント設営、ロープワーク、食事作り、パッキング、地形図、コンパスワーク)の習得。
【宿泊】八王子市内施設にてテント泊
2日目
遠征計画の策定とスキル確認(実践山行の計画、リスクマネジメント、危急時対応)。
【宿泊】八王子市内施設にてテント泊
3日目
1泊2日テント泊山行(1日目)(ルートの選択、読図、状況判断・決断スキル、登山の役割分担)
【宿泊】山の中でテント泊
4日目
1泊2日テント泊山行(2日目)(ルートの選択。読図、状況判断・決断スキル、登山の役割分担)
【宿泊】八王子市内施設にてテント泊
5日目
この旅のふりかえり

※毎日の活動の最後には必ず“ふりかえり“の時間があります。自身の体験や感じたこと、考えたことを共有してみよう!

持ち物

以下に記載しているものはすべて各自で装備をそろえてご持参いただます。
今回は真冬の山行となるため、「濡れ」に弱い製品はオススメしません。

登山パート

山行きに必要な持ち物(イメージがわかない物はお問い合わせください)

持ち物 個数 備考
登山の服装 1set 速乾性の下着やTシャツ(綿は×)・長袖のシャツ(薄く重ね着できるもの)・トレッキングパンツまたはジャージ・厚手の靴下(ハイキング用推奨)
着替え 1 少なくとも登山の服装同様の素材にてTシャツ・下着・靴下を各1セット。
タオルやてぬぐい 1
ビニール袋 3 ザックの中身全部が覆える大きさの厚手のもの
ポリ袋推奨
ヘッドランプ 1 頭につけられるタイプをお願いします。
水筒 1 合計で1リットルは持ちたいです。
水筒+ペットボトルOK
防寒具 1 フリース・ダウンなど
(重ね着含め0℃前後の屋外で耐えられる想定)
ニット帽・手袋
マイカップ 1 何かと便利
おやつ 元気が出るおやつ!!
ザックカバー(あれば) 1 “リュックの防水に
※あればで構いません”
ハイキングブーツ(防水・撥水性があるもの) 1 当日までに履き慣らしておきましょう。
※防水撥水性のある物を選んでください。運動靴は適しません。
レインウエア 1 上下セパレート必須。透湿性8,000g/m²、耐水圧20,000mm以上のものをご用意ください。
圧縮袋 3 ダウンなどを圧縮します。
40リットル以上の登山用ザック 1 チェストベルト・ヒップベルト・コンプレッションベルトがあるものをご準備ください。
登山パートでは自分のものと共同装備すべてを自分たちで担ぎます。荷物を自分でパッキングできる大きさのものをご用意ください。
プラスチック製のお皿とおわんorコッヘル・フォーク・スプーン 食事用の食器です。かさばらない軽いものがおすすめです。
腕時計 1

※上記持ち物にプラスして、ひの社会教育センターより貸出の登山用の寝袋とマット、共同装備(テントや調理用具や食材)を入れて運びます。

施設内活動・宿泊荷物

施設活動中の持ち物(着ていく分も入っています)
登山用の荷物と分けてくることを推奨します。ボストンバックなどでOK。
【施設内活動】

元気が出るもの!(街で食べつくすと山が…)

持ち物 個数 備考
肌着・シャツ・靴下 4 綿製品でOKです。(1つは予備です)
ズボン 2 履きまわし・着回しOK!
はきなれた運動靴 1
水筒 1 山で使うものと同じでOK
おやつ
タオル 1 入浴後身体を拭けるもの。
施設滞在中は毎日入浴します。
折り畳み傘 炊事場からテントサイトの移動などに便利です。
リラックスウエア パジャマに代わるもの。次の日の服を着て寝る方は持参不要です。
館内履き 1 上履きなどをご準備ください。

【宿泊荷物】

持ち物 個数 備考
常備薬 必要に応じて
洗面用具 歯ブラシセットなど
その他必要な物
ボストンバッグなど ワクワクビレッジで過ごす荷物は別に準備して来よう。山にもっていかないものを保管するのにも重宝します。

★防寒具や雨具など使いまわせるものは使いまわして荷物を削減。
★壊れやすいもの、なくしたら困るものは置いていこう。

登山の専門装備

  • 登山靴(自分たちでレンタルして履きならす)
  • 40ℓ以上の登山用ザック
  • ヘッドライト
  • 登山用のカッパ

→購入をお考えの場合はアウトドア用品店が便利です。
→登山用品のレンタルサービスを行なっている会社もあります。

【参考】
アウトドアブランド「モンベル」
登山道具レンタル「やまどうぐレンタル屋」

参加に関して質問や相談がある場合は、ひの社会教育センター井上・若泉までご連絡ください(042-582-3136)


運営メンバー

若泉将貴(わかいずみ まさき)ニックネームわか
ひの自然学校 担当ディレクター
サスティナブル レスポンシビリティマネジャー
学生からの児童館リーダーや野外活動ボランティアリーダーを経験後、現在は ひの自然学校ディレクターとして春夏秋冬を通して子どもたち の野外活動を引率し、指導している。
世界的な野外教育機関WEA の指導者資格をもち、また同時に 世界的な環境倫理団体 LNT.org の指導者資格を有する。 趣味はキャンプ・登山、 好きなものは肉料理全般とラーメン。
[資格・実績など]
・WEA-Certificate of Outdoor Educator(野外教育指導者資格)
・WMTC-野外救急法WFR
・ASL体験活動セイフティリーダー
・NEALリーダー(自然体験活動指導者資格)
・日本キャンプ協会公認キャンプディレクター2級
・Leave No Trace Level2 インストラクター(環境倫理指導者資格)
・CONEリスクマネジメントディレクター(現場安全管理者資格)
・ネイチャーゲームリーダー
・EFR救急法インストラクター
・小学校、中学校高等学校英語科一種教員免許状

井上恵里(いのうえ えり)ニックネームえっぴ
ひの自然学校 担当ディレクター
ブランドバリューマネジャー
大学時代からリーダーとして森のようちえんやひの自然学校・スポーツ教室に携わり、大学卒業後にひの社会教育センターへ入職。
何にもないところから遊びをつくりあげていくのが得意。そこに子ども達の創造力も加わると遊びが無限大!毎回の活動で一つも同じ遊びがないことがセンターの森のようちえん最大の魅力。
最近の趣味はクライミングとマラソン。他にもアウトドア全般とフットサルが好き。
好きな食べ物はみかん。好きすぎて品種の研究をしたことも(笑)
[資格・実績など]
・WMA野外災害救急員WAFAアドバンスレベル
・ASL体験活動セイフティリーダー
・NEALリーダー(自然体験活動指導者資格)
・日本キャンプ協会公認キャンプインストラクター
・CONEリスクマネジメントディレクター(現場安全管理者資格)
・CONEリスクマネジャー(組織管理者資格)
・Project Learning Treeファシリテーター(環境教育指導者資格)
・EFR救急法インストラクター
・72時間サバイバルディレクター(サバイバル教育指導者資格)
・PPK体操トレーナー
・幼稚園、小学校一種教員免許状、学校図書館司書教諭
・Japan Outdoor Leadership Award(JOLA)2022 U-30賞 受賞
 →http://jola-award.jp/award/jola-2022/
・72時間サバイバル教育協会 理事
・東京都保育士等キャリアアップ研修インストラクター(保健衛生・安全対策分野)

寺田達也(てらだ たつや)ニックネームまめた
ひの自然学校 チーフディレクター
リスクマネジャー
大学卒業後、アウトドアメーカーに就職、店舗で販売をしつつラフティングを少し嗜む。縁あって2010年よりひの自然学校ディレクターとして子どもの野外活動を中心に従事。
アウトドア全般が好きで、キャンプ・登山・カヤック・スキーなど4シーズンの季節に合わせた遊びをまんべんなく楽しむのが趣味。専ら肉好きだったが、最近魚の魅力に気づきつつある30代。但し、食後のアイスはマストアイテム。
[資格・実績など]
・WMA野外災害救急法WFRプロフェッショナルレベル
・WMA Internationalインストラクター
・EFR救急法インストラクタートレーナー
・Rescue-3 Swift water rescue First Responder
・ASM体験活動セイフティマネージャー
・WEA-Certificate of Outdoor Educator(野外教育指導者資格)
・NEALリーダー
・日本キャンプ協会公認 キャンプディレクター1級
・Leave No Trace Level3インストラクター
・CONEリスクマネジャー
・日本山岳ガイド協会認定 登山ガイドステージⅡ
・RAJラフティングガイド
・プロジェクトワイルドエデュケーター
・幼稚園、小学校一種教員免許状
・防災士
・スキーパトロール
・山岳遭難捜索チームLiSS 捜索隊員
・東京都保育士等キャリアアップ研修インストラクター(保健衛生・安全対策分野)
・日本山岳ガイド協会 コンプライアンス委員
・日本キャンプ協会 安全対策委員
・Leave No Trace Japan 副代表理事
・日本トレッキング協会理事
・元北里大学非常勤教員
・北米最高峰デナリ山(マッキンリー山)(2019)
・東南アジア最高峰キナバル山(2024)

推進委員会

本プロジェクトには、外部の有識者からなる推進委員会が設置されています。
このキャンプを経て作成された指導者・運営マニュアルは有識者の監修を経て全国の指導者の手に届けられ、全国で同様のキャンプが実施され、質の高い長期体験活動が実施されてゆくことが期待されています。プロジェクトの監修にあたっていただく推進委員会メンバーをご紹介します。


小口良平(おぐち りょうへい)委員
自転車冒険家&自転車旅行研究家(まちづくりサイクルアドバイザー)
合同会社トビチカンパニー「grav bicycle」(代表社員)
一般社団法人◯と 編集社(理事)
長野県出身。約8年半、15.5万kmの自転車旅に出る。日本人歴代1位樹立(現在162カ国)。帰国後はイベントや講演会、メディアに精力的に出演。行政や企業向け自転車まちづくりアドバイザーとして、マップ作成や観光商品開発、自転車環境整備をコンサル。インバウンド向けアドベンチャーツアーを販売、ガイド養成講習 会、冒険教育キャンプ主催。サイクルステーション「gravbicycle station」運営。

尾崎 隼(おざき じゅん)委員
フリーランス
舞台芸術の世界でプロジェクトマネージャーとして従事。地域に広く開かれた劇場において、芸術愛好家のためだけでなく、文化芸術を通した教育・福祉・まちづくりにも多数取り組む。
地域とのコミュニケーションを大切にした紙媒体やwebなどのメディアの運営も務める。体験を伝えることを得意とし、近年はアウトドア関連のプロジェクトでもデザイン・編集・写真・動画などを手掛ける。

高瀬宏樹(たかせ ひろき)委員
国立中央青少年交流の家 主幹
日本キャンプ協会で指導者養成、普及振興に18年取り組む。2012年、国立青少年教育振興機構に縁があって転職し、青少年の体験活動事業の企画運営・指導に携わる。

徳田真彦(とくだ まさひこ)委員
大阪体育大学
専門は野外教育。特に自然の冒険性を活用した冒険教育を専門とする。研究テーマは「自然体験の効果測定」で、キーワードは「地域愛着」、「体験格差」、「社会人基礎力」。近年では、民間事業者と協働し研究に取り組む。実践と理論の融合を目指すと共に、それに伴うアウトドア産業と自然環境の調和の取れた未来を目指す。

布施光代(ふせ みつよ)委員
明星大学教育学部 教授
専門は教育心理学,発達心理学。これまでの研究テーマは,幼児期・児童期の生物に関する概念発達,思考の発達。小学生の積極的授業参加行動の発達的変化など。

吉田 理史(よしだ よしふみ)委員
株式会社信州アウトドアプロジェクト(スタッフ)
一般社団法人SATOYAMAそだち(代表理事)
栃木県出身。野山を駆けずり回る幼少期の原体験がきっかけで野外教育を学ぶ(2017年信州大学大学院修了・教育学修士)。NPO法人(現
株式会社)SOUPを設立し、教育機関、行政、スポーツチーム等へ野外教育事業を展開。Iターンで長野県栄村に移住し、人と自然が共存する里山を活かした地域支援・地産地消・障がい者支援事業を手掛ける。大学等多数の教育機関で野外教育の非常勤講師等を担当。日本キャンプ協会指導者養成委員長
他。